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人文科学研究協会賞とは

2007-10-31 14:49:11 | 情報や案内及び雑談
11月15日、長野仁先生が受賞される人文科学研究協会賞で、すでに あちら でも こちら でも祝賀会の準備が始まっておりますので、人文科学研究協会賞について少し説明しておきます。

当ブログでも案内を掲載しますが、一度に投稿できる文字数制限の関係で、後で掲載することにしました。


人文科学研究協会の資料によりますと、受賞者が出なかった年もあり、優秀な研究しか賞を与えないことがわかります。

すごいねー!長野先生は。\(^O^)/


エヘン、では、人文科学研究協会の内容をご覧ください。
まずは 京都大学人文科学研究所 のホームページを参照してください。


人文科学研究協会について

財団法人、人文科学研究協会は、昭和21 年(1946)、戦後の困難な時期、主に東方学の研究を支援するために設立された東方文化研究援護会に起源をもちます。初代の理事長は、羽田亨、理事は、狩野直喜、倉石武四郎、監事は、新村出と、いずれも当時、日本の東洋学を代表する碩学でございます。その後、昭和37 年(1962)に、人文科学研究協会と名称を改め、より広く人文科学全般の研究を対象とする支援活動を展開し、現在に至っております。

主な活動として、

1.在野の人文科学研究者を対象として、毎年、人文協会賞(平成17 年度までは人文協会奨励賞 賞金30 万円)を授与しています。
2.人文科学分野の特に若手研究者が研究のため海外渡航する場合に補助(10 万円)を行っています。
3.人文科学分野の講演会、シンポジウムなどの行事に対しても援助を行っています。
4.人文科学分野の一部出版物(『東洋学文献類目』など)の委託販売を行っています。
このように、当協会は人文科学の基礎的研究を縁の下から支えるべく、ささやかながら地道な活動をつづけて参りました。今日、社会の諸状況の変化により、人類の文明の根本を探求する人文科学の必要性は益々増大する一方、研究環境はかえって厳しさを増しております。特に研究費獲得における競争原理の導入により、人文科学系の地味な基礎的研究は苦しい状況に追いこまれており、当協会の存在もそれだけ重要になってきていると認識し、今後とも斯学の発展に貢献すべく努力してゆく所存でございます。みなさまの暖かい
ご理解とご支援をお願いする次第です。

なお当協会では、広く社会に人文科学の知識を広め、かつ一般の方々に研究活動をより深くご理解いただく目的で、賛助会員を募集しております。趣旨にご賛同いただける方は、どうぞ会員になっていただきますよう、この場を借りてお願い申し上げます。


財団法人人文科学研究協会寄附行為細則

(制定の根拠)

第一条財団法人人文科学研究協会寄附行為(以下「寄附行為」という。)第三十四条の規定に基づきこの細則を定める。

(協議員)
第二条この法人には、協議員八名以上十五名以内を置く。
2 常任理事は、協議員となる。
3 常任理事である者のほか、協議員は、理事会及び評議員会で選出し、理事長がこれを委嘱する。ただし、理事は協議員を兼任することができる。

(協議員会および協議員会議長)
第三条協議員は、協議員会を組織して、第七条に定める事項を行うほか、理事会の諮問に応ずるものとする。
2 常任理事である協議員は、協議員会を招集し、議長となる。議長に事故あるときは、理事である協議員のうち年長者がその職務を代行する。

(協議員の任期等)
第四条常任理事である協議員以外の協議員の任期は一年とし、再任を妨げない。ただし、補欠の協議員の任期は、前任者の残
任期間とする。
2 寄附行為第二十条の規定は、協議員に準用する。この場合において、同条中「役員」とあるのは「協議員」と読み替えるも
のとする。

(会議の招集および定足数)
第五条協議員会は、毎年二回定期に招集する。ただし、理事長が必要と認めた場合は、臨時に協議員会を招集しなければならない。

第六条協議員会は、協議員現在数の三分の二以上出席しなければ開会することができない。ただし、書面をもって、あらかじ
め意志を表示した者は、出席者とみなす。
(協議員会)

第七条協議員会は次に掲げる事項について、理事長に意見を述べるものとする。
一事業計画および収支予算についての事項
二事業報告および収支決算についての事項
三不動産の買入れ、基本財産の処分および担保提供についての事項
四その他この法人の業務に関し重要と認められる事項

(議事録)
第八条会議には、議事録を作成し、議長が記名押印の上これを保存する。

(細則の変更、廃止)
第九条この細則は、理事会及び評議員会の議決を経て、変更または廃止することができる。

附則
この細則は、昭和四十六年五月六日から施行する。ただし、第四条の規定は、昭和四十六年四月一日から適用する。

附則
この細則は、平成十八年五月十二日から施行し、平成十八年四月一日から適用する。


財団法人 人文科学研究協会「人文科学研究協会賞」助成一覧表
年度   氏名     研究名          備考

18    片山杜秀    戦前日本の作曲界の研究
17    原田禹雄    琉球と中国の交流史研究
16 該当者無し
15    穴沢光 凡   ユーラシア的な考古学研究と日本考古学の国際化
14    後藤静夫    「文楽・人形浄瑠璃の現在」等に示される、日本の伝統語り芸をめぐる研究
13 該当者無し
12 該当者無し
11    松澤博     西夏語文献及び西夏史の研究〃リチャード・レイン「伝記画集 北斎」
10    岡本稲丸    「近代盲聾教育の成立と発展古河太四郎の生涯から」
9     阪谷芳直    永年にわたる中江丑吉についての研究と資料整備
8     高崎隆治    「従軍作家 里村欽三の謎」等の研究
7     白須浄真    「忘れられた明治の探検家渡辺哲信」等の研究
6     中鉢良護    「王府の暦をめぐる諸問題」
5     丹羽正之    電子計算機及び電子印刷用の標準漢字字形の研究開発
4     室井和雄    バビロニア数学テキストの研究
3  該当者無し
2     吉沢英明    明治・大正・昭和講談編年史
1  該当者無し
63    宗田一     「図説 日本医療文化史」
62    井上正実    「魔女狩り」
61    李約瑟     コンピュータ漢字入力方案
60    亀山卓郎    白隠禅師の画を読む そのイコロジーと真贋論
59    後藤孝夫    長年にわたる中江兆民の「大坂時代」の研究
58    野田正彰    錯乱の文化・精神医学的研究ー症候群からみた都市と農村ー
〃    山森稔子    「ヒエログリフを詠む会」主宰 「クヌム」編集・論文執筆による古代エジプト研究の推進
57    山崎一     「群馬県古城塁址の研究」
56    松田智弘    「道教受容の研究」
〃    小曽戸丈夫    浜田善利 「中国医学・本草学の古典の翻訳」
55    佐治芳雄    「日本近現代史文献解題」他
〃    川原寿一    「儀礼釈 」(全15冊)
54    清水隆久    「近世北陸農業技術史」他
〃    宇高昌夫    「写真事始め」他一連の近代史研究
53    姜在彦     「朝鮮近代史研究」
〃    中村公省    「毛沢東年表」
〃    村橋久夫    「髪型の知性」
52 該当者無し
51    鎌田道隆     「近世都市・京都」に関する研究
〃    上田正      中国音韻史に関する研究
50    森瀬寿三      唐代文学(特に中晩唐詩人)に関する研究
〃    山本茂      日本社会史運動史に関する研究
49    岡本努      天理教に関する研究
〃    松本英紀     中国近代史(特に辛亥革命前後の政治思想史)の研究
48    楠山修作     算賦課徴の対象について、秦漢時代の租税制度 他
47    菅野正      中国近代史(特に義和団ー辛亥革命とりわけその外交史的方面)の研究
〃    家田義隆     イタリア・ルネッサンス政治思想の研究
46    山田明爾     仏教美術史の基礎的研究
〃    福本茂雄     「日本民人戦線史序説」
45    勝村哲也     「方苑珠林」引用書目索引の編纂
〃    八田生雄     「マックス・ヴェーバーの近代国家観」
〃    岩本俊兼     中国語発音辞典
44    華山紘      一中世後期政治思想の形成
〃    小谷仲男     遺物・遺跡を中心とする仏教の中国への伝播に関する研究
43    梅原郁      張彦遠撰「歴代名書記」十巻の索引作製
42    古田敬一     「中国文学における対句の研究」
〃    荒木敏一・米田謙次郎    「資治通鑑胡注地名索引」
〃    早川良弥     「中独東部における領域支配権の展開」
41    上山大峻     「敦煌出土チベット文仏典の研究」
〃    鈴木隆一     大戴礼索引出版、本邦残存の資料による軼佚 他
〃    訓覇嘩雄     倫理的合目的性と美的合目的性
40    宮田一郎     「官場現形記ならびに呉語系語彙の研究」
〃    大庭修      「江戸時代における唐船持渡の研究
〃    高津春久     ハルトマンの叙事詩「エーレック」宮廷叙事詩の表現の写 意性について




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